機動戦士Zガンダムについての質問
百式って、種類的にはガンダムなんですか?
新型ガンダムの試作案の一つに「デルタ・ガンダム」というものがあり、これが変形を前提に設計されていたんですが、強度不足の部分が見付かり、非変形で開発を進めて完成した機体が「百式」です。
なので、派生機のようなものと考えますが、パイロットやそのエピソード、ネーミング、ビジュアルから人気の高い機体ですので、もうこれは一属一種みたいな扱いでいいんじゃないでしょうか^^)
ガンダムmk-2の没デザインがベースになってるので、デザイン的にはガンダムの亜種なんじゃないでしょうか。
設定的には、後付が多すぎてなんとも言いがたいですが、
元になったとされるデルタガンダムの再設計機なので、やはりこちらもガンダムの亜種って感じですね。
・・・まあ「準ガンダム」「ガンダモイド」だと思いますが、元々ガンダムMk-IIだったってことはないです。これはない。
ガンダムMk-IIは3機あって、一号機は分解されてAEに、二号機は三号機の予備パーツになっています。カミーユの乗っていたのが三号機。
で、分解された一号機のパーツは、AEで三号機の予備パーツ製造用や、ムーバブルフレーム研究に使用されました。
それで作られたのが「マラサイ」です。
百式はリック・ディアスの発展機でΖガンダム製作のプロトタイプとなってはいますが、基本構造はディアス譲りのものでMk-IIとの関連はありません。ディアスの構造に「Mk-IIのアイディア」を付加したものが百式。もっと直接的にムーバブルフレームを採用したのがマラサイ(ただし構造自体は百式よりも昇華され、より完成度の高いものになっている)。
元々百式ってガンダムmk-Ⅱ2号機なんですからガンダムですよ。Z計画でガンダムmk-Ⅱ二機をエゥーゴが差し出してZガンダムを開発するつもりが百式になったとおもいます。ぶっちゃけ言うと初代のガンダムに戻りますが、ガンダムを開発していた時にたまたまガンキャノンが出来上がってしまったみたいな物ですよ(^-^)
一応後年0096年(ガンダムUC)に可変機構完成型「デルタプラス」として登場していますが…。
百式はデルタガンダムとして設計されながらも
変形機構に強度不足が発覚し急遽変形機構を
オミットした機体なわけですが、
それでもガンダムの名を冠することは
出来た筈なのに何故、ガンダムを名乗らないのか。
それは、作り手が「ガンダムではない」と
認めていないわけです。
えーっと。
広義にはリックディアスですらガンダムです。(ガンダムをガンダリウムγ使用前提で再設計。)
百式はゼータ試作案の失敗作の改装って話もありますが、他方で設計者が百年持つように命名したなんて話(つまりあの姿で完成体の高性能機として仕上げた)もあります。
特にダブルゼータ放映時に開発史の設定を整理(後付けもあり)したのですけれど、
その後、ガンダムチームに入ってるからまあガンダムなんですよ。
『一応は』ガンダムです。
元はデルタガンダムというプロトZからの派生機(しかも可変機)になるはずでしたが、脚部の欠陥が原因で変形機構を取り除いて百式になりました。
まぁ、かなり派生機がいるので、もはや一つの種としてみてもいいかもしれません。
実際、スパロボAPではガンダム扱いされてませんし(アムロのエースボーナスである『ガンダムに乗ると機動性+30』がつかない)。
外観的にもどちらかと言えばジム系ですしね。
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