最近初めて「機動戦士Zガンダム」を見ました。主人公をはじめ、ぶっ飛んだキャラが多いなぁ~と思ったのですが、中盤でレコア・ロンドがエゥーゴからティターンズに寝返りますよね?
シャアに見切りをつけシロッコに強く惹かれた、女性として生きたかった。この辺が理由でしょうが、私はその感情は理解できますが共感は出来ませんでした。
皆さんはこのレコアの行動、心理についてどう思いましたか?
あともう一つ質問ですが、レコアといいサラといい、シロッコのどこにそんな魅力があると思いますか?まともなマウアーはシロッコにひっかからなかったですよね(そのかわりジェリドについていって戦死しますが)
たしかに、にわかには理解し難い人物ばかりですよね。
レコアの裏切りについては、富野監督が、DVDのライナーノーツ内で発言しています。要約すれば、「特別な意味はなく、ただ、やってみたかっただけ。だからこそ、中途半端で、描ききれていない」とのこと。
ただ、劇中の出来事、セリフを拾い集めれば、「レコアは、女性が過ぎた」ということでしょう。男無くして生きて行けず、己を生かしてくれる男を求め続け、シャアは、それではなく、シロッコに、それを求めた・・・ということ。ただし、シロッコをも、覚めた目で見ている部分もあり。
また、劇中で、彼女は、「自分は主義者ではない」と言っています。つまり、彼女がエゥーゴに参加し戦闘に身を投じる理由は、政治思想や主義主張のためではない、ということ。単純に、好きな事、気持ちいい事をする、のが目的なんでしょう。だからこそ、簡単に仰ぐ旗を変えられるのです。
シロッコの魅力は、あれこれあるのでは?
まず、単純に、イケメンなんでしょう。明確にセリフで語られていませんが、女性を虜にする姿と、劇中での立ち位置を考えれば、美しい姿をしているんでしょう。
次に、安い言葉しか見つかりませんが、カリスマでしょうね。シロッコの美しさなどどうでも良いであろうヤザンも、彼の器を認め、彼を上官とすることをよしとしています。
そして、戦略家、戦術家、開発者、パイロットとしての優秀さがあるので、当然、その下に人は集まります。
マウアーが、シロッコの魅力に転ばなかった理由は、明確です。彼女は、「駄目男好き」なんです(笑)つまり、完成された実力者のシロッコではなく、不完全で未熟なエリートであるジェリドのほうが好きなんです。劇中、ジェリドを導くマウアー、という構図が徹底されています。ジャブローにて、「這い上がるジェリドの手を取り、救い上げるマウアー」という画が、2人の関係の全てです。
シロッコのどこがいいかというと
全ての女性を受け入れる器
そして優しさ
なにより世界を作るのは女性だという考え方
その世界観に惹かれたんだよ
レコアは本当の女性を理解した男がほしかったんだよ
意外とシンプルな理由だと思われます
ただシャア含めエゥーゴの中には自分が求めている、自分が頼れる男がいなかったからだと思います
初めてシロッコに出会い、シロッコと話したときに、求めていたものを見つけたのかもしれませんね
レコアの裏切りは、あなたの言うのが正しいですよ。共感できるひとはいないでしよう。
↓この回答者ウケる。なんの語りだよ。なに?ナレーション??
レコアは捕虜になった時に辱めを受けた心のトラウマをずっと引きずっていました。
だから危険な任務ばかりをやってそのトラウマを忘れ去ろうとしていた。
しかし、男から受けた心の傷は、男の愛情によってしか癒されない。
だからレコアは無意識のうちに心の傷を癒してくれる男を求めていた。
そんな時、ジュピトリスに潜入したレコアはシロッコに会って直感的に何かを感じた。
そしてエゥーゴを抜けて来たレコアの心を見抜いたシロッコは言います。
「君は、君の魂の安らぎが欲しいためにここへ来たのだろう?君の心が傷付いているのにアーガマの男達にはそれに気付くナイーブさがなかった。だから君は強い女を演じるしかなかった。が、君は疲れ果てた。疲れを癒す場所が欲しかった。このぬくもりこそ、君が求めていたものだ。もし仮にこれが偽りのものなら、君は私の胸を刺すがいい。その時は抵抗はしない。パラスアテネでジュピトリスに戻る。メッサーラは預けるぞ。自由に使え」
ここまでレコアの心を分かって信頼してくれるシロッコなら心の傷も癒してくれるかもしれないと期待したのでしょう。
シロッコの魅力はやはり理解力、包容力じゃないですか。
シャアはロリコンだから成熟した女性から見たら頼りなかったんじゃないのかな。
どうもシャアは母性の強い女性しか好きになれない(ララァ、ナナイ共母性が強いですね)ので、頼られたりすると弱い。だからハマーンとも破局してるしね。
TV版かな?劇場版かな??
どっちでもいいけど
ガンダムMrⅡ(エマ)とパラスアテネ(レコア)が対戦したとき
『女を都合の良い道具として使う』(レコア)
『あなたは女でありすぎたのよ』(エマ)
って台詞あったよね
マウアーはジェリドに男らしさを見出してたからシロッコに惹かれなかったんだと思うけど
レコアといいサラといい…
ようは『自分を良く理解してくれる人』として感じてしまってるので
他の人が説得しても駄目だったんですね
カツやカミーユが『行っちゃいけない』って言っても『理解してもらえる心地よさ』に勝てずに帰っちゃうんですね
最後はレコア(の魂、残留思念?)もカミーユに味方しサラ(の魂、残留思念?)を説得する側につくんですよ
ま、独自の勝手な解釈ですがね
レコアさんはある意味、一番カミーユに近いのかなと思います。 捕虜にされた際、男に辱められてしまった彼女は、きっと男という生き物が平然とはびこるエゥーゴも連邦も、ようするに軍隊というものに嫌気がさしたのではないでしょうか? そこで、まるで自分を軍人ではなく生身の女として見てくれた彼に心が惹かれたのでしょう。 また、サラにとっては彼こそが生きる意味。彼がいなくては自分はいない、というほど崇拝してしまっているので、きっと精神が不安定な人にはニュータイプの独特な力がかなり魅力的に映るのでは、と(笑) しょせんは富野監督の作品なので、女性の性格がおかしいのは仕方ないです( ´ ▽ ` )
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